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ネジバナ(捩花)
ラン科/ネジバナ属
学名  Spiranthes sinensis
撮影/June,27,2006

◎ラン科、多年草。

◎別名/「モジズリ」。

◎分布/日本全土。

◎高さ/10〜40cm。

◎花期/5月〜8月。

◎生育地/日当たりの良い野原、芝生など。

・花がらせん状につくことからこの名がある。別名「モジズリ」は、捩れ模様に染めた絹繊維の一種で、ねじれた花序をたとえたもの。

・葉は長さ5〜20cm、幅0.3〜1cmの線状倒披針形。

・花茎は一本直立、高さ10〜40cmになり、1〜3個片鱗状の葉がつく。

・花序は長さ5〜15cmで小さな花をらせん状につける。

・花序のねじれかたは一定してなく、右巻き、左巻きの両方共にある。

・花は淡紅色、ときに白色で長さ約5mm。

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撮影/April,02,2021

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎単子葉類 Monocots

◎クサスギカズラ目 Asparagales

◎ラン科 Orchidaceae

◎ネジバナ属 Spiranthes

APG分類体系V/写真検索
撮影/May,12,2021
・果実は刮ハ。刮ハは長さ6mmほどの楕円形で、中に無数の種子が入っている。
・種子は長さ0.4〜0.6mm、両端に翼がある。
撮影/June,17,2021
撮影/June,25,2023
「果実(刮ハ)」
「果実の中/種子」
「種子」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ ラン科では珍しく良く見かけます。花は小さくてあまり目立ちませんが、よく見るとやっぱり綺麗です。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
クサスギカズラ目は、キジカクシ目、アスパラガス目とも言います。

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