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オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)
ナデシコ科/ミミナグサ属
学名  Cerastium glomeratum
撮影/April,07,2006

◎ナデシコ科、二年草。 

◎分布/ヨーロッパ原産(帰化植物)。

◎高さ/10〜60cm。

◎花期/4月〜5月。

◎生育地/日当たりの良い草地、荒地など。

・「ミミナグサ」とは、葉をネズミの耳にたとえたもので、オランダは異国風の意味。

・明治の末期に見出され、現在は広く帰化し雑草化している。

・全体に軟毛と腺毛が多く、葉は長さ1〜2cm、幅4〜12mmの卵形。

・茎頂に集散花序をつくり、直径5〜6mmの白い5弁花をつける。

「若葉」 撮影/February,27,2014

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots

◎ナデシコ目 Caryophyllades

◎ナデシコ科 Caryophyllaceae

◎ミミナグサ属 Cerastium

APG分類体系V/写真検索
撮影/March,29,2023
「果実(刮ハ)」

・果実は刮ハ。円柱形で、先は小さく10裂する。

・種子は0.5mmほど、イボ状突起に覆われる。
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「果実/種子」
「種子」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 在来種の「ミミナグサ」とよく似ているが、本種は全体に軟毛と腺毛が多く、花をより密集してつけるらしい・・・しかし「ミミナグサ(C. holosteoides var. hallaisanense)」は、まだ一度も見かけない。 

2007年4月---ようやく見つけました、在来種の「ミミナグサ」はこちら。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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