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ミミナグサ(耳菜草)
ナデシコ科/ミミナグサ属
学名  Cerastium holosteoides var. hallaisanense
撮影/April,17,2007

◎ナデシコ科、多年草。

◎分布/日本全土。

◎高さ/10〜30cm。

◎花期/4月〜6月。

◎生育地/道端、畑など。

・葉をネズミの耳に例え、若葉が食用になることからこの名がある。

・茎は褐色を帯び、上部には腺毛がある。

・葉は長さ1〜4cm、幅0.5〜1.5cmの卵形〜長楕円形。

・茎頂に花序を出し、直径5〜6oの花をまばらにつける。花弁の先が浅く2つに裂けるのが特徴。

撮影/May,04,2011
撮影/March,03,2014

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots

◎ナデシコ目 Caryophyllades

◎ナデシコ科 Caryophyllaceae

◎ミミナグサ属 Cerastium

APG分類体系V/写真検索
撮影/April,27,2023
「果実(刮ハ)」

・果実は刮ハ。長さ約8mmの円柱形で、先は10裂する。

・種子は0.8mmほど、「オランダミミナグサ」より大きい。
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「果実/種子」
「種子」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間、帰化植物の「オランダミミナグサ」はいたるところに生えているが、本種を見つけるのは難しい・・・繊細な感じがする。
本種の花柄は萼片より長く、「オランダミミナグサ」の花柄は萼片と同長か短い。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
学名「Cerastium holosteoides var. hallaisanense」 → 「Cerastium fontanum ssp. vulgare var. angustifolium」。

APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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