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カワラナデシコ(河原撫子)
ナデシコ科/ナデシコ属
学名  Dianthus superbus var. longicalycinus
撮影/August,04,2003

◎ナデシコ科、多年草。

◎別名/「ナデシコ」。

◎分布/本州、四国、九州。

◎高さ/30〜80cm。

◎花期/7月〜10月。

◎生育地/山野の日当たりの良い草地や河原など。

・茎は直立して、数本が株立ちになる。

・葉は対生し、長さ3〜9cm、幅4〜10mmの線状披針形で、基部は茎を抱く。

・茎頂や上部の葉腋に、直径4〜5cmの淡紅紫色の花をつける。
撮影/July,17,2013
・花弁は5個で縁が細かく糸状に裂ける。雄しべは10個、花柱は2個。
・萼筒は長さ3〜4cmで、その下に3〜4対の苞がある。

薬用

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撮影/July,03,2021

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots

◎ナデシコ目 Caryophyllades

◎ナデシコ科 Caryophyllaceae

◎ナデシコ属 Dianthus

APG分類体系V/写真検索
「葉」
「雄しべと花柱」
・果実は刮ハ。刮ハは長さ約3cmの細長い円筒形、萼筒に包まれ熟すと先が4裂する。
・種子は長さ1.5〜2.5mmの広楕円形で薄く、中心にへそがある。
「苞は3〜4対」
「萼筒と苞」
「若い果実」 撮影/July,22,2023
撮影/September,01,2023
「果実(刮ハ)」
「種子」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 秋の七草の一つ。七草は「オミナエシ」「ハギ」「ススキ」「クズ」「ナデシコ」「フジバカマ」「キキョウ」。
同じ仲間「ノハラナデシコ」「ハマナデシコ」「エゾカワラナデシコ」など。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
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