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カンガレイ(寒枯藺)
カヤツリグサ科/ホタルイ属
学名  Scirpus triangulatus 
撮影/September,27,2006

◎カヤツリグサ科、多年草。

◎分布/日本全土。

◎高さ/50〜120cm。

◎花期/6月〜10月。

◎生育地/池、沼、河原など。


・冬になっても枯れた茎が残っていることからこの名があると言われている。

・茎は鋭い3稜形。葉は葉身が退化し、葉鞘だけになっている。

・茎先に長さ3〜7pの苞が1個直立または開出し、そのわきに4〜10個の小穂を集まってつける。

・小穂は長さ1〜2p、幅4〜6oの長楕円形。
山野草/写真検索はこちら

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎単子葉類 Monocots
◎ツユクサ類 Commelinids

◎イネ目 Poales

◎カヤツリグサ科 Cyperaceae

◎フトイ属 Schoenoplectus

APG分類体系V/写真検索
撮影/May,24,2021
「茎の断面」
撮影/May,24,2021
「小穂/雌性期」
撮影/June,17,2021
「小穂/雄性期へ移行」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間「サンカクイ」「フトイ」「アブラガヤ」「ホタルイ」「マツカサススキ」など。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
学名「Scirpus triangulatus」 →「Schoenoplectus triangulatus」。
「ホタルイ属(Scirpus)」 → 「フトイ属(Schoenoplectus)」。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

2021年5,6月---写真を追加しました。

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