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スズメノヒエ(雀の稗)
イネ科/スズメノヒエ属
学名  Paspalum thunbergii
撮影/August,31,2006

◎イネ科、多年草。 

◎分布/本州、四国、九州、沖縄。

◎高さ/40〜90cm。

◎花期/8月〜10月。

◎生育地/草地など。


・食用の稗(ヒエ)に似て、それに比べ小さいことを雀に例えてこの名がある。

・葉は長さ10〜30cm、幅5〜8mmの線形。軟毛が密生する。

・茎の上部に5〜10cmの花序の枝を3〜5個出す。

・小穂は、長さ約2.5mmで広楕円形をして、花序の枝の片側に2列に密生する。

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「小穂」/葯は黄色、柱頭は黒紫色

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎単子葉類 Monocots
◎ツユクサ類 Commelinids

◎イネ目 Poales

◎イネ科 Poaceae

◎スズメノヒエ属 Paspalum

APG分類体系V/写真検索
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間に帰化植物の「シマスズメノヒエ」「オガサワラスズメノヒエ」「キシュウスズメノヒエ」「シマスズメノヒエ」「チクゴスズメノヒエ」「アメリカスズメノヒエ」「タチスズメノヒエ」がある。この手の植物はただの雑草と思いがちですが、マクロで見ると新しい世界が見れます。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
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