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カラスムギ(烏麦)
イネ科/カラスムギ属
学名  Avena fatua
撮影/May,12,2007

◎イネ科、一〜二年草。

◎別名/「チャヒキグサ」。

◎分布/ヨーロッパ原産(帰化植物)。

◎高さ/60〜100cm。

◎花期/5月〜7月。

◎生育地/畑、道端、荒れ地など。

・食用にならずに、カラスが食べる麦に例えこの名がある。
・古い時代に麦と一緒に渡来したと考えられていて、現在は日本全土の畑地や荒れ地に見られる普通の雑草。

・茎は束生して直立、円柱形で中空。葉は長さ10〜25p、幅0.7〜1.5pの線形。

・花序は長さ15〜30pの円錐状で、淡緑色の小穂をつける。

・小穂は長さ2〜2.5p、外花頴にねじれた長い芒があるのが特徴。

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撮影/April,11,2021
撮影/April,22,2021
「小穂」

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎単子葉類 Monocots
◎ツユクサ類 Commelinids

◎イネ目 Poales

◎イネ科 Poaceae

◎カラスムギ属 Avena

APG分類体系V/写真検索
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間「マカラスムギ(A. sativa)」の芒は、1小花だけにつくか、全くない。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
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