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イチヤクソウ(一薬草)
イチヤクソウ科/イチヤクソウ属
学名  Pyrola japonica
撮影/July,10,2006

◎イチヤクソウ科、常緑多年草。

◎分布/北海道、本州、四国、九州。

◎高さ/10〜30cm。

◎花期/6月〜7月。

◎生育地/山地の林内。

・全草を乾燥させて薬用にすることからこの名がある。

・葉は長さ3〜6cm、幅2〜4cmの円形または広楕円形で、根ぎわに集まってつく。

・花茎は10〜20cmほどで、上部に白い花を2〜10個つける。

・花冠は直径約1.3cmで深く5裂する。雄しべは10個、雌しべは湾曲する。
撮影/February,26,2014

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperm
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎キク類 Asterids

◎ツツジ目 Ericales 

◎ツツジ科 Ericaceae

◎イチヤクソウ属 Pyrola 

APG分類体系V/写真検索
「若い果実」 撮影/July,10,2015
「花冠」 撮影/May,31,2021

薬用

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ロゼット(根生葉)・若葉/写真検索
「果実」 撮影/November,11,2022

・果実は刮ハ。径7mmほどの平たい円形。5室に分かれ、中に種子が多数入っている。

・種子は極小。楕円形で両端は翼になる。
「果実と中の種子」
「種子」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ イチヤクソウ科は、緑葉のあるイチヤクソウ亜科と、緑葉のないギンリョウソウ亜科に大別される。

2013年12月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系Vでは、イチヤクソウ科はツツジ科になりました。

APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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