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ナンバンギセル(南蛮煙管)
ハマウツボ科/ナンバンギセル属
学名  Aeginetia indica
撮影/September,13,2007

◎ハマウツボ科、一年生の寄生植物。

◎別名/オモイグサ。

◎分布/北海道、本州、四国、九州、沖縄。

◎高さ/10〜30cm。

◎花期/7月〜9月。

◎生育地/山野。

・南蛮人がタバコを吸うパイプに似ていることからこの名がある。

・「ススキ」「ミョウガ」「サトウキビ」などの根に寄生する。

・茎は赤褐色で、数個の鱗片葉が互生する。

・花柄を直立させ、先端に長さ3〜4pで淡紫色の花をやや下向きにつける。

・萼は舟形で長さ2〜3p、黄褐色で淡紅紫色のすじがある。
撮影/September,25,2021
撮影/October,12,2021
撮影/September,21,2022

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperm
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎キク類 Asterids
◎シソ類 Lamiids
 (真正キク類T Euasterids T)

◎シソ目 Lamiales 

◎ハマウツボ科 Orobanchaceae

◎ナンバンギセル属 Aeginetia

APG分類体系V/写真検索
撮影/November,02,2022
「果実の断面と種子」
「種子」
・果実は刮ハで、長さ1〜1.5cmの卵球形。中に種子が多数入っている。
・種子は黄色でごく小さい。
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※判断自信度 ★★★★★
※メモ 茎はほとんど地上に出ない、茎のように見えるのは花柄。山地に生え、本種に良く似た大型のを「オオナンバンギセル(A. sinensis)」と言う。

2013年12月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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