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タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)
ゴマノハグサ科/クワガタソウ属 
学名  Veronica arvensis
撮影/April,04,2006

◎ゴマノハグサ科、二年草。 

◎分布/ユーラシア・アフリカ原産(帰化植物)。

◎高さ/15〜25cm。

◎花期/4月〜6月。

◎生育地/道端、農耕地、人家のまわりなど。

・明治初期に渡来し、日本各地に広がった。果実の形を犬の陰嚢に例えてこの名があり、茎が立つことによる。

・茎は下部で枝分かれして直立する。

撮影/March,25,2014

・葉は下部は対生、上部は互生し、長さ0.6〜2cm、幅0.4〜1.8cmの広卵形。

・上部の葉腋に、3〜4mmの青色の花を一個つける。

撮影/April,07,2014
撮影/March,30,2021

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperm
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎キク類 Asterids
◎シソ類 Lamiids
 (真正キク類T Euasterids T)

◎シソ目 Lamiales 

◎オオバコ科 Plantaginaceae

◎クワガタソウ属 Veronica

APG分類体系V/写真検索
「果実」 撮影/April,08,2021
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撮影/April,08,2023

・果実は刮ハ。刮ハは長さ約3mm、幅4mmで平たく、ふちに腺毛がある。

・種子は扁平な楕円形。刮ハに十数個が入っている。

「果実(刮ハ)」
「種子」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間に帰化植物の「オオイヌノフグリ」があり、在来種では「イヌノフグリ」があるがまだ見たことがない。

2013年12月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系Vでは、「クワガタソウ属」は「ゴマノハグサ科」から「オオバコ科」へ変更されました。

APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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