自然観察雑記帳> > 植物 > 山野草 >ゲンノショウコ

自然観察雑記帳/サイト内検索
ゲンノショウコ(現の証拠)
フウロソウ科/フウロソウ属
学名  Geranium thunbergii
撮影/October,13,2005

◎フウロソウ科、多年草。

◎別名/「ミコシグサ」。

◎分布/北海道、本州、四国、九州。

◎高さ/30〜60cm。

◎花期/7月〜10月。

◎生育地/山野の草地、道端など。

・下痢止めの民間薬としてよく知られ、飲むとすぐに効果があるということでこの名がある。

・別名「ミコシグサ」は、裂開した果実の形が神輿の屋根に似ていることから。

・茎はよく枝分けする。

・茎葉は対生し、掌状に3〜5深裂する。全体に毛が多い。若葉には紫黒色の斑点がある。

撮影/September,12,2013
・枝先や葉腋から長い柄を出し、直径1〜1.5cmの花を2個ずつつける。
・花弁と萼片は5個。花柱は5裂する。花色は白〜淡紅色、紅紫色がある。

食用薬用

山野草(離弁花類)/写真検索はこちら
ロゼット(根生葉)・若葉/写真検索はこちら。
撮影/October,07,2013
「根生葉」 撮影/February,10,2014
撮影/September,15,2020

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎バラ類 Rosids
◎アオイ類 Malviids
 (真正バラ類U Eurosids U)

◎フウロソウ目 Geraniales

◎フウロソウ科 Geraniaceae

◎フウロソウ属 Geranium

APG分類体系V/写真検索
撮影/September,15,2020
撮影/September,24,2020
「裂開した果実」 撮影/November,24,2022
・果実は刮ハで長さ約1.5cm。上部は嘴状に伸び、その下端に種子があり、熟すと5裂して種子を巻き上げる。
・種子は5個。黒褐色で長さ2mmほどの楕円形。
「裂開前の果実(刮ハ)と種子」
「種子」 撮影/November,03,2022
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間「アメリカフウロ」。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

科名別索引  五十音順索引  写真・秋

--関連ページ--

アメリカフウロ

ハクサンフウロ

ヒルザキツキミソウ

ユウゲショウ

アカバナ
観察帳へ  写真帳へ
 
 
 
戻る  表紙へ