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ニワゼキショウ(庭石菖)
アヤメ科/ニワゼキショウ属
学名  Sisyrinchium atlanticum 
撮影/May,15,2006

◎アヤメ科、多年草。

◎別名/「ナンキンアヤメ」。

◎分布/北アメリカ原産(帰化植物)。

◎高さ/10〜20cm。

◎花期/5月〜6月。

◎生育地/日当たりの良い野原、道端、芝生など。

・庭に生え、葉が「セキショウ」に似ていることからこの名がある。

・明治中期に渡来したとされ、現在は日本各地に広く帰化している。

・葉は幅2〜3mmの線形で、基部は茎を抱く。

・花は直径約1.5cmの紫色または白紫色。花弁は6個、紫色の筋があり基部は黄色。

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撮影/May,28,2014
撮影/April,27,2023
「果実」 撮影/May,03,2023

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎単子葉類 Monocots

◎クサスギカズラ目 Asparagales

◎アヤメ科 Iridaceae

◎ニワゼキショウ属 Sisyrinchium

APG分類体系V/写真検索
撮影/June,05,2023

・果実は刮ハ。直径3〜5mmの球形。熟すと裂開して種子を出す。

・種子は黒褐色で直径1mm弱。「オオニワゼキショウ」より花は大きいが、果実、種子は小さい。
「裂開した果実(刮ハ)/種子」
「種子」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間「オオニワゼキショウ」。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
クサスギカズラ目は、キジカクシ目、アスパラガス目とも言います。
学名「Sisyrinchium atlanticum」 → 「Sisyrinchium rosulatum」。

APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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