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ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)
アカバナ科/チョウジタデ属
学名  Ludwigia decurrens
撮影/September,15,2006

◎アカバナ科、一年草。

◎別名/「アメリカミズキンバイ」。

◎分布/北アメリカ原産(帰化植物)。

◎高さ/50〜100cm。

◎花期/8月〜10月。

◎生育地/水田、湿地など。

・「チョウジタデ(タゴボウ)」に似て、葉の基部が翼(ヒレ)になっていることからこの名がある。

・1955年に愛媛県松山市で見つかり、その後関東以西や四国に帰化していることが確認された。

・茎はよく分枝し、直立する。

・葉は披針形。基部は茎に流れて翼になるのが特徴。
「果実(刮ハ)」

・花は直径約2.5cmで黄色。花弁は4個あり、花弁と花弁の間はすきまがある。

・果実は刮ハ。長さ15mmほどで4稜があり、切り口は正方形。

・種子は長さ0.5mmほど、果実の中に密に入っている。
山野草(離弁花類)/写真検索はこちら
撮影/August,23,2015

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎バラ類 Rosids
◎アオイ類 Malviids
 (真正バラ類U Eurosids U)

◎フトモモ目 Myrtales

◎アカバナ科 Onagraceae

◎チョウジタデ属 Ludwigia

APG分類体系V/写真検索
「果実」 撮影/September,21,2022
「葉の基部/翼」
「果実の内部」
撮影/November,04,2022
「種子」
 
※判断自信度 ★★★★★
※メモ これは花がよく目立つのか ? 繁殖力が強いのか ? よく見かけるが・・・同じ仲間で在来種の「チョウジタデ」はあまり見かけない。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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