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シャグマアミガサタケ(赭熊網笠茸)
シャグマアミガサタケ属 Gyromitra Fr.
学名 Gyromitra esculenta (Pres.) Fr.
撮影/March,27,2015
◎子のう菌門   [Ascomycota]
◎チャワンタケ亜門 [Pezizomycotina]

◎チャワンタケ綱  [Pezizomycetes]

◎チャワンタケ亜綱 [Pezizomycetidae]

◎チャワンタケ目 [Pezizales]

◎フクロシトネタケ科 [Discinaceae]
◎シャグマアミガサタケ属 [Gyromitra]

・[Gyromitra] (巻き頭中の)
・[esculenta]→食べられる。
◎発生時期/春。

◎発生場所/針葉樹林内。

◎生え方/地上に単生、散生〜群生。
◎大きさ/中形〜大形。高さ5〜8cm以上。

◎分布/世界の温帯域。

◎食・毒/有毒。嘔吐、下痢、肝障害、高熱など、死に至る場合もある。

・子嚢盤/径5〜15cmの類球形〜凹凸やしわのある脳状。表面は黄土褐色〜赤褐色。
・柄/太さ1〜4cmで下方へ太まり、浅い縦じわや窪みがある。表面は黄褐色〜肌色、内部は空洞。
「断面」
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撮影/April,12,2022
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同属の「ホソヒダシャグマアミガサタケ(オオシャグマタケ)」は、本種より大きく、子嚢盤のしわが細かくて密。「トビイロノボリリュウタケ(ヒグマアミガサタケ)」は、秋に発生する。

種小名 [esculenta] は「食べられる」と言う意味。欧米では優秀な食用菌として扱われ、ゆでこぼして食べているそうです。
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