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ヒシガタグモ
クモ目/クモ亜目/ヒメグモ上科/ヒメグモ科/ヒシガタグモ属
学名 Episinus affinis
撮影/April,20,2011

◎分布/北海道、本州、四国、九州、南西諸島。

◎時期/5〜10月。

◎体長/雄 3〜4mm。雌 4〜6mm。

◎網型/不規則網(X字状網)。

・里山〜山地に生息。樹林地の周辺、林道などの樹木の枝葉間、草間などに網を張る。
・背甲は円形で黄褐色、中央斑、放射斑、頸溝は褐色。
・腹部は黄褐色で褐色、白色の複雑な斑紋がある。後方は両側に突出し、突出部間の背面にも1対の低い隆起がある。
・同じ仲間「ムラクモヒシガタグモ」「シモフリヒシガタグモ」「ハラナガヒシガタグモ」など。
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※判断自信度 ★★★★☆
※メモ 2011年4月---良く似た「ヒシガタグモ(Episinus affinis)」との判断に迷いました。まだ「ヒシガタグモ」は見た事は無いですが、図鑑では腹部の後側の出っ張りが強く、より菱形になってます。

※訂正 2020年2月---「ムラクモヒシガタグモ」で掲載していましたが、「ヒシガタグモ」に変更しました。

今回、クモ類の写真追加と変更点の確認作業等を行ったところ、載せてる写真は違っているのではないかと思い調べ直しました。外見だけでの判断ですので正確には言えませんが「ヒシガタグモ」のようなので訂正致します・・・4つ星です。

前回、参考にさせて頂いた2006年発行のネイチャーガイド「日本のクモ」と、今回の2017年発行の「日本のクモ」増補改訂版では掲載されていた写真が変更されていました。そこでネット検索で調べてみると2006年初版の掲載写真は間違いだったようです。

「ムラクモヒシガタグモ」の背甲は、普通、黒褐色をしているそうです。また、腹部腹面を見れば2種の違いが解るようなので、次に機会があれば撮りたいと思います。

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