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ヤマトオサガニ(大和長蟹・大和筬蟹) |
甲殻亜門/軟甲綱/十脚目(エビ目)/短尾下目(カニ下目)/オサガニ科 |
学名 Macrophthalmus japonicus |
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◎分布/青森県以南。 |
◎大きさ/甲幅 35〜40mm。
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◎生息地/河口の泥干潟。
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・海岸に近い河口の泥底に巣穴を掘って生息する。
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・甲は横長の長方形(甲長と甲幅の比は1.5内外)で、前側縁に2つの切れ込みがある。眼柄は長く、横に倒して収納する。。 |
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・雄のハサミは、成熟すると大型化して黄色味が増し、ハサミを上下させるウェービングを行う。 |
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※判断自信度 |
★★★★★ |
※メモ |
警戒心はあまりないようです。近付くと直ぐに穴に逃げ込みますが、暫くすると出てきます。ただ、ヘドロのような場所を好むため長靴でも履かないと近づけません。
同じ仲間の「オサガニ(M. abbreviatus)」の甲幅は、本種より長く、甲長の2倍ほどある事で見分けられるようです。また、静岡県〜沖縄には大きく「万歳」のようなウェービングを行う「ヒメヤマトオサガニ(M. banzai)」と言うのが居て、第3歩脚の前節、腕節に軟毛が生えるのが違いだそうです。 |
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他の節足動物/索引
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