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ムカシヤンマ(昔蜻蜒)
トンボ目/不均翅亜目/ムカシヤンマ科/ムカシヤンマ属
学名 Tanypteryx pryeri (Selys, 1889)
「雄」 撮影/May,29,2006

◎分布/本州、九州。

◎生息地/低山地から山地の渓流沿い

◎見られる時期/4〜8月。

◎大きさ/70mm。

◎食物/昆虫。

・日本特産種。腹部は黒く、各節にある黄色い紋の上に小さい黄色い点がある。

・複眼は黒褐色で、接合せずに左右に離れている。雌はよく発達した産卵管を持っている。
・不完全変態(半変態)/卵→幼虫→成虫
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「雌・産卵」 撮影/June,16,2009
【分類】
◎動物界       [Animalia]
◎節足動物門    [Arthropoda]

◎昆虫綱       [Insecta]

◎蜻蛉目(トンボ目) [Odonata]

◎不均翅亜目(トンボ亜目)
 [Anisoptera]
◎ムカシヤンマ科   [Petaluridae]
◎ムカシヤンマ亜科 [Petalurinae]
◎ムカシヤンマ属   [Tanypteryx]
「雌」 撮影/May,16,2013
「雄」 撮影/June,18,2013
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 原始的なグループで、世界中に10種類ほどしか知られていないうちの1種。日本にはこの1種だけが生息している。

追記・・・『ムカシヤンマ科は従来、不均翅亜目の中ではもっとも原始的なグループと考えられていたが、DNA解析では、ヤンマ科よりも後に分岐した可能性が示されている』そうです。

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