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ウラギンスジヒョウモン(裏銀条豹紋)
鱗翅目(チョウ目)/タテハチョウ科/ドクチョウ亜科
学名 Argyronome laodice
「雄」 撮影/July,31,2003

◎分布/北海道、本州、四国、九州。

◎時期/6〜10月

◎大きさ/前翅長28〜38mm

◎食草/「タチツボスミレ」「フモトスミレ」などスミレ科の植物。

◎越冬状態/「卵」「幼虫」。
・後翅裏面に銀白色の筋状斑があるヒョウモンチョウ。環境省カテゴリでは、準絶滅危惧(NT)に指定されている。
・雄は前翅表の翅脈状に2本の性標(黒い条)がある。雌雄ともに後翅裏面には1本の細い白帯がある。
・雌は前翅頂付近に三角形の白斑がある。
・丘陵地〜山地の樹林や草原などに生息し、各種の花蜜を吸う。
・成虫は6〜7月に発生し、卵、または幼虫で越冬する。
・良く似たものに「オオウラギンスジヒョウモン(A. ruslana)」が居て、本種よりやや大きく、前翅の先端が尖る。
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【分類】
◎動物界     [Animalia]
◎節足動物門  [Arthropoda]

◎昆虫綱     [Insecta]

◎鱗翅目     [Lepidoptera]

◎アゲハチョウ上科
 [Papilionoidea]
◎タテハチョウ科
 [Nymphalidae]
◎ドクチョウ亜科
 [Heliconiinae]
◎ウラギンスジヒョウモン属
 [Argyronoma]
※判断自信度 ★★★★☆
※メモ 前翅にある2本の性標が目立つ事と、翅が丸みを帯びている事から判断しました。また、前翅裏面の中央には白斑列があることが、見分けるポイントになるそうですが、この写真では無理です。もしかしたら間違っているかもしれませんので、4つ星にしておきます。

2015年9月---全国的に減少が著しく、生息地は少なくなってるそうです。以後、見る機会がありません。

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