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シクラメン
サクラソウ科の球根
学名  Cyclamen persicum
撮影/March,13,2003

◎別名/カガリビバナ、ブタノマンジュウ

◎花期/11月〜3月。

・夏期は高温多湿を嫌う。冬期は良く日に当て管理する。乾き気味に管理した方が球根が腐らず丈夫に育つ。

・早めに花がらを摘み、株を弱らせない方がつぼみの上がりが良い。

・夏越しが難しく、休眠させる方法と、栽培を継続しながら夏越しをする方法と二通りある。

夏越しの仕方 『栽培継続方法』

・4月上旬頃、一回り大きな鉢に根鉢を崩さずに、植え替える。田土3、赤玉土3、腐葉土3、パーライト1の混合土などに用土1リットル当たり、緩効性の化成肥料を3グラム程度混ぜたものを使う。植え替え後は、たっぷり水を与え、一般の管理を行い、直射日光を避け、風通しの良い明るい日陰に置き、夏を越させる。

植え替え/適期=9月上旬。 根鉢の周辺と底部をくずし、3分の2位にし田土3、赤玉土3、腐葉土3、乾燥牛糞1、の混合土で、球根の3分の1〜2分の1が地表に出るように植える。

水やり/鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出る位たっぷり与える。葉や球根に水がかからないように与える。

肥料/置き肥と液体肥料を適宜施す。

夏越しの仕方 『休眠方法』

・花の咲き終わったシクラメンは、水やりを完全に止め、葉が完全に枯れたら、葉を取り除いて、雨、直射日光の当たらない風通しの良い戸外に置き、夏を越させる。(休眠期、5月〜8月)

植え替え/適期=9月上旬。乾いた土を全部落とし、根を球根の下2、3cmの所で切り、一回り大きな鉢に植え付ける。田土3、赤玉土3、腐葉土3、乾燥牛糞1、の混合土で球根の3分の1〜2分の1が地表に出るように植える。

水やり、肥料/休眠期は一切、与えない。生育期は『栽培継続法』と同じ。

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